
呑川(のみかわ) 2018.02.26
大田区の中央を東西に流れる、調べるほど歴史の深い川。呑川の両側には、 かつて土手に植えられた約300本の桜が今も残り、園路や川を覆うように枝を広げ美しく咲く誇ります。

大田区の中央を流れる呑川。上流の大岡山から海老取川に注ぐまで10kmの長さで横切っている二級河川。川べりには公園も多く、季節毎の花を植えられ、桜の季節には花見も楽しめます。
昔の呑川は現在の直線の河でなかったようで、昔は田畑に水を供給するため蛇行するように流れていました。 しかしそれでは大雨の際、氾濫が多発したことから、昭和16年(1941年)に現在の新呑川になりました。
歴史の深い川なので、散策した際には何か新発見があるかもしれません。
アクセス:JR蒲田駅東口より徒歩5分 宮之橋
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/douro_kouen_kasen/kasen/nomikawa.html
意外にもイロイロな生物を観察できる呑川。夏の終わりくらいからオボコ(ボラの稚魚)、冬場には多くのカモ類の渡り鳥を観察できます。


カルガモの親子の様子を遠くから観察してみたくなりました。
呑川ライブカメラ

呑川の生物観察やお花見におススメの公園です。
◎東糀谷一丁目呑川公園
この公園は小鳥の餌になるヤマモモ、サクラ、サンゴジュなど花の咲く木や実のなる木が植えられ、小鳥の水飲み場や巣箱が用意されています。野鳥観察にもってこいの公園です。
川沿いにはソメイヨシノが植えられており、桜の咲く時期にはお花見を楽しむこともできます。
呑み川の下流域にあり、ランニングやウォーキングの休憩地点としてもオススメです。
東糀谷一丁目呑川公園
東京都大田区東糀谷1-6-24
アクセス:JR蒲田駅東口徒歩33分/京急蒲田駅東口 徒歩23分
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/higasikojiya1tyomenomigawa.html
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