
蒲田行進曲 2018.1.30
JR蒲田駅の発車メロディで利用客にはおなじみのメロディ。映画「蒲田行進曲」 (1982年、監督・深作欣二)の主題歌として使用され誰もが知るメロディとなりました。

劇作品の上演用戯曲をつかこうへい自身が小説化した作品。角川春樹プロデュース、深作欣二監督。 ストーリーは「新選組」の撮影まっただ中の撮影所。大部屋役者・ヤス(平田満)はスターの銀ちゃん(風間杜夫)が捨てた恋人、 小夏(松坂慶子)を守るために小夏とそのお腹の子の父親になると決める。お腹の子が自分の子ではないと知りながらも誰もやらないスタントや危険な仕事を自ら選び小夏のために奮闘する。 そして、銀ちゃんのため、小夏のためと、ヤスは命がけで樫の木の大階段を転げ落ちるという「階段落ち」のスタントの仕事を決意する……
2018年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」でも、風間、松坂、平田の3人の共演が1982年公開の名作映画「蒲田行進曲」以来35年ぶりと話題となりました。
◎松竹蒲田撮影所(1920年6月開所 - 1936年1月15日閉鎖)
大正期から戦前期にかけて蒲田にあった映画スタジオです。
初期はハリウッドから技術者を招いたり、スター・システムを導入するなど日本映画黎明期をリードする撮影所でした。 城戸四郎が撮影所長になってからは、通称:蒲田調と呼ばれる作品を連発し、一時代を築きました。 小津安二郎や成瀬巳喜男、田中絹代、高峰秀子等の映画人を輩出し、国産初の本格的トーキー映画を生み出したのも松竹蒲田撮影所です。
現在撮影所の跡地には、「ニッセイアロマスクエア」と大田区民ホール「アプリコ」が建っています。
アクセス:JR蒲田駅より徒歩5分
東京都大田区蒲田5丁目37-1
ニッセイアロマスクエア
https://www.office-navi.jp/result/b02003472.html
東京都大田区蒲田5-37-3
大田区民ホール「アプリコ」
http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/aprico/tabid/177/Default.aspx
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