なりたい自分を手に入れる!キャリアプラン どう考える? 2018.2.17
働く女性のロールモデルは少なく、目指したい女性上司像が身近にない。 ではどうしたら近い将来「なりたい自分」を手に入れることができるのでしょうか。
労働人口の減少が社会問題となり安倍政権が「一億総活躍社会」を目標に掲げる今、まさに女性の活躍への期待は大きく、待ったなしの現状です。 とはいっても、従来のビジネスモデルは画一的な「男性社員中心社会」。働く女性のロールモデルは少なく、目指したい女性上司像が身近にないこともしばしば見受けられます。 ではどうしたら近い将来「なりたい自分」を手に入れることができるのでしょうか。キャリアプランを考えることで導きたいと思います。
突然ですが、PDCAサイクルって聞いたことがありますか?
仕事を円滑に進める手順として
Plan(計画)
Do(実行)
Check(結果を確認)
Action(改善)
という4つのステップを繰りかえすことによって業務を継続的に改善していく手法です。
PDCAを始める前にGoal(目標)を設定するG-PDCAでは、まず目標を明確にし、常に目標を意識しながら4つのステップを繰り返すことでより目標達成を近づけます。
ここでいうGoal(目標)が未来の自分、キャリアプランと言い換えることができます。
キャリアプランを設定したら、具体的にどうやったら将来のなりたい自分に近づけるのかを計画してみてまず実行する、その結果がどうだったかによっては軌道修正も必要ですよね。 そう、キャリアプランは1度設定したら終わりではなく、何度も見直すものなのです。
では具体的にキャリアプランを設定する前に忘れてはならないのが「ワーク・ライフ・バランス」という考え方です。ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生き方」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のこと。ワーク・ライフ・バランスのとれたキャリアプランを設定していくためには「何を大切にして生きたいか」という自己の価値観を見つめることが必要になってきます。
■自己の価値観を知るワークシート
①100の言葉から自分が大切にしてること、こだわりのキーワードを20選択する
②さらに5つに絞る
③選択した5つの言葉を使って「仕事」「プライベート」をテーマに文章作成
④完成した文章を自己紹介として他人に共有してみる
100の言葉シート
自分の価値観が見える化できたところで、キャリアプラン作成にとりかかります。
まずキャリアプランシートという表を作成します。今年を含め5年分の列、仕事とプライベートに記入欄をわけ、さらに仕事は「働き方」「挑戦したいこと・学習」に分けましょう。 表には自分の在りたい姿を自由に書いていきます。記入のコツは過去形で具体的に書くことです。 なぜ過去形で書くのかというと、過去形は既に実現した状態を表すので自分に強い暗示をかけ実現率が上昇するためです。 書き始めてみると意外と難しく筆がすすみませんが、自分と向き合う大切な時間です。じっくり、そして大胆に書いていきましょう。
完成したらPCのデスクトップや手帳など目に入るところに貼ります。常に意識の片隅に自分のなりたい姿がある、それだけで生活が変わっていくことを感じられそうですね。そしてキャリアプランに完成はありません。定期的に見直し修正していきましょう。
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