
便秘に悩めるあなた「腸活」で健康美人! 2018.2.15
女性にとって、身近な悩みである便秘。「腸活」で スッキリ健康美人を目指しましょう。

腸のトラブルといえば便秘。
厚生労働省のデータによると「便秘である」と答えた人数が20代では女性は男性の5倍、30代以上で男性の3倍という結果が出ています。 本当に女性にとって便秘は、厄介で身近なトラブルなのです。
便秘が原因で肌荒れ、むくみ、生理痛、冷え性、肥満になることも。
また、腸の状態が悪いと排出されなかった毒素が血流に乗って全身を巡り、更には、病気を引き起こすこともあります。
では、スムーズなお通じのために必要なことは何でしょうか。
それは、腸内の善玉菌を増やすことです。
そのために必要なのが、「食物繊維」を摂取すること。
ただ、一般的にあまり知られていませんが、「食物繊維」には不溶性と水溶性の2種類あります。 不溶性食物繊維は便のかさを増やすことで腸を刺激し、水溶性食物繊維は便の水分を増やして柔らかくします。 そのため、便秘の解消には水溶性食物繊維が多めに入っているものを摂取することが大切なのです。
また、便秘改善の大切なポイントの一つに自律神経を整えることがあります。
腸は精神面の影響を受けやすい器官。ストレス社会である現在、便秘や下痢を訴える人も増えているそう。ストレスを解消し、副交感神経優位にすることが大切です。
そのためには、
規則正しい生活
朝日を浴びて体内時計をリセット
一日3食きちんととる
適度な運動
上手にリラックスをする習慣を作る
ことが大切です。
この副交感神経は夜の0時頃活動のピークを迎えます。また、腸の活動が最も盛んになるのも同じ時間。夕食後、交換神経から副交感神経優位に変わるまでに約3時間かかるため、夕食後21時ごろから眠りにつくまでの3時間が腸のゴールデンタイムです。
この時間にアロマテラピーを上手に取り入れたり、前回記載した呼吸法を行ったり、おなかのマッサージをしたり。そんな過ごし方が副交感神経を優位にする手助けとなります。
腸内環境を整え便秘を解消することで健康的で美しい肌も手に入るはず。
ぜひ意識して「腸活」を行いましょう。
参考文献:AEAJ2017No85
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