気になるカロリーを帳消しダイエット 2017.11.29
街はおいしいものであふれていますが、カロリーオーバーが心配……ところが、 食べ合わせを考えて摂取すれば、帳消しする作用が働きます。
「カロリーを気にせず、食べられたら……」でも、食べたぶんだけ自分に帰ってくるのが常識。 しかし、嬉しいことに食べ合わせを工夫すれば、カロリーオーバーを緩和できるそうなんです。
帳消しダイエットのポイントは、「酵素」「油」「代謝」。
酵素にはエネルギーの消化などの役割があるため活発に働くと、自然とダイエットができます。また、えごま油、魚(特に青魚)に含まれる油などやごま油、オリーブオイルなど良質な油は代謝を促し、体脂肪が落ちやすくなります。このように、帳消しダイエットは「代謝」を意識することが重要です。
食べる際に良質の油を利用して代謝を促し、また酵素の多い食物を食べることで、代謝を上げ、消化を促進し、脂肪燃焼=ダイエットする方法なのです。
では、どんなものを合わせるのが効果的か、テレビで紹介されていた伊達式食べ合わせダイエットの組み合わせを一部ご紹介します。
●カレー+サラダ&野菜や果物のジュース = 消化の促進と血糖値の上昇を抑え帳消し
カレーを食べる前に先にえごま油をかけたサラダを食べると、消化が促進されます。 トッピングには、食物繊維が糖の吸収を緩やかにする納豆、ビタミン・ミネラルが豊富で代謝アップ効果がある野菜・キノコ類、ガーリックがおすすめ。 食事の合間には野菜ジュースを。ビタミン補給になるほか、血糖値の上昇を抑え、糖が緩やかに摂取されるので脂肪になりにくくなります。
◎焼肉+食前にキムチ = 乳酸菌で帳消し
焼肉を食べる前にキムチを食べると発酵食品に含まれる乳酸菌が代謝アップを促し、脂肪燃焼効果が期待できます。
◎焼肉+ブラックコーヒー = メラノイジンで帳消し
肉の飽和脂肪酸は体脂肪になりやすいですが、コーヒーに含まれる「メラノイジン」が余分な脂肪を吸着して排出を促すため栄養バランスが整います。
◎ラーメン + バナナ = カリウムで帳消し
過剰な塩分を含んでいる1杯のラーメン。この塩分を排出し帳消ししてくれるのがバナナ1本分に含まれる「カリウム」なんです。
「カリウム」は、体内の塩分と水分をくっつけ尿として体外に排出します。
◎ハンバーグ + 大根おろし = リパーゼで帳消し
脂質の高いハンバーグのひき肉は摂りすぎると肥満を招く原因になります。
この脂質を帳消ししてくれるのが大根おろしに含まれる「リパーゼ」なんです。さらに大根おろしはハンバーグに不足しているミネラルも摂取できます。
◎お寿司+食前にガリ = 体を温め帳消し
ガリ(しょうが)は体を温め代謝アップの効果があるので、食前に食べましょう。 魚はDHA・EPAなど良質な脂質(油)が豊富なので脂肪燃焼効果が期待できます。思う存分食べるときは、赤身や青魚がおすすめです。
◎深夜の食事+その前に果物 = 血糖値が急上昇するのを防ぎ帳消し
仕事などで深夜にラーメンやパスタを食べる場合は、食前に果物を食べましょう。 すると、血糖値が急上昇するのを防ぐほか、果物の酵素が消化を促し、残った糖が脂肪として蓄積するのを防いでくれます。
食事をするときに少し気をつけるだけでこんなに効果が得られるとは! しかしいくら緩和されるからといって、食べ過ぎや同じ物を食べ続けるのは禁物です。 美味しいものを、楽しく食べて健康になりましょう。