呼吸力チェック!ココロと身体を整えよう。 2018.1.29
呼吸が持つ働きを機能させるために、まずは自分の呼吸状態をチェック! 結果を見たら、簡単な日々の呼吸法をご紹介。きっとココロと身体がリフレッシュするはず!
日々無意識の中で繰り返されている「呼吸」。
現代人は呼吸の質が悪いといわれています。
原因はパソコンやスマートフォンメインの生活です。背中が丸くなって胸が縮こまった状態では、なかなか深い呼吸ができません。 そのため、浅くて速い呼吸になりがちなのです。浅くて速い呼吸は酸素を体内に取り込めず、自立神経の一種である交感神経を優位にし、緊張したりイライラしたりと、神経を不安定にします。
あなたの呼吸は大丈夫ですか?
まずは、「呼吸力」をチェック。以下の項目で当てはまるものを選んでください。
□朝、すっきり起きられない
□低血圧、低体温に悩んでいる
□夜、なかなか寝付けない
□すぐにイライラして八つ当たりしてしまうことがある
□落ち込みやすく傷つきやすい
□急におなかが痛くなることがある
□身体を動かすのがおっくうでスポーツするのも面倒
□人よりも痛みに弱いと思うことがある
□気づくと猫背だと思うことがある
□同じ世代の人よりも自分は老けて見えると思う
いくつチェックがあてはまりましたか?
当てはまる項目が多い人ほど浅くて速い呼吸になっているのです。
一日数回でもよいので、意識して負の呼吸をリセットし、深い呼吸を取り入れてみましょう。
深い呼吸は副交感神経を優位にして心を安定させてくれる脳内物質セロトニンの分泌を促すだけではなく、自律神経のバランスを整え、姿勢を美しく、免疫力を高めてくれます。
早速、簡単にできる意識的に行う呼吸方法をレクチャーします。
◎背もたれに寄りかからず、イスに浅めに背筋を伸ばして座る
(喉と気管の空気の流れをスムーズにするため)
◎右の手のひらは胸に当て、呼吸による胸の動きを確認します
◎左手の手のひらはヘソのあたりに腹筋が動いているかチェックします
◎目を開いたまま横隔膜を上下させる腹式呼吸を行います。
息を吸う時におなかに空気を入れ、吐くときにおなかを凹ませ、息をしっかり吐き切ります。
上記の姿勢で、約3分間を目安に5秒息を吐き、3秒で吸う、を繰り返します。
よりリラックスして呼吸に集中するために、お気に入りの香りやアロマを焚いて行うと効果的です。
ぜひ意識して、1日数回深い呼吸をして、心身ともに美しくなりましょう。
出典:AEAJ No86 脳生理学者、医師監修「呼吸」のチカラ
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