話題のボルダリングでボディ&ブレインメイク 2017.11.27
全身運動で筋肉を引き締め、有酸素運動で基礎代謝もアップできる、女性にとって良いこと 盛りだくさん。さらに脳も活性化する究極のトータルトレーニング法なのです!
2020年の東京オリンピックにスポーツクライミングが正式競技として導入されました。 その一部となるボルダリングは様々な場所でジムがオープンし、人気が上昇しています。 実際、ボルダリングジムへ行ってみると、男性だけでなく一見華奢に見える女性や、子どもの姿も多く見かけられます。
実はボルダリングは腕力だけでなく、全身のバランスと頭脳を使ってチャレンジする運動です。そのため、比較的筋力の少ない女性や子どもにも、親しみやすいスポーツなんです。
ボルダリングは、壁の突起を手で掴み、身体を引き上げていって頂上を目指すスポーツです。 1時間行ったときに消費するカロリーは、ジョギングのおよそ1.4倍。たくさんのカロリーを消費できるのは、身体の中でも最も大きな筋肉を使うためです。
腕の筋肉だけで登っているように見えますが、腕や足をはじめとした全身の筋肉を使います。背中や、太ももと大きな筋肉を使うため、それだけカロリー消費量も上がります。
また、不安定な場所から次の場所へ移動するため、全身の筋肉でバランスをとりながら進んでいきます。 腕を伸ばして突起を掴み、足腰に力を入れて身体を引き上げる。この、伸ばしたりゆるめたりする動作で、筋肉は柔軟性を増し、身体は徐々に引き締まっていきます。
そのため、ただ痩せるというだけでなく、筋肉がきれいについた美しいボディラインを手に入れられるのです。ボルダリングはバストアップ、ヒップアップに効果があるため、最近ちょっとお尻や胸が垂れているようで気になるな……と感じている方にもオススメです。
さらに有酸素運動なので、続けていくうちに基礎代謝も徐々にアップしていくのも嬉しいところ。 何もしていないときもカロリーを消費し、痩せやすく太りにくい身体に変化していきます。
このスポーツの醍醐味は、高度な戦略的思考。カラフルな突起を掴んでのぼっていくボルダリングですが、掴んでいい突起の場所が決まっています。上級者のコースになるにつれ、のぼれる突起が絞られ、のぼり方が難解になっていきます。どうのぼったら良いのか、事前にルートをイメージしつつ、のぼりながら「次はどこを掴んだらいいのか」と考える時間……。ボルダリングには、普段はなかなか発揮する機会のないような集中力が要求されます。
スポーツ選手の中には、集中力を高めるため練習にボルダリングを取り入れるケースもあります。
また、集中力を高めるだけでなく日常を忘れて頭と身体の両方を極限まで使うボルタリングは、ストレス解消にもなります。
準備するのはウエアとシューズ、滑り止めのチョークだけと初期費用も少なく、好きな時間にひとりでふらっと行ける気軽さは、働く女子にうってつけ。 ジムでウエアやシューズの貸し出しをしているところもあるので、手ぶらで行っても大丈夫。
個人差はありますが、週1回通うのを2〜3ヶ月続けることで、「痩せた」「体が引き締まった」と実感する人が多いようです。
何かスポーツを始めたいけど、これまでなかなか続かなかった人は、マイペースで無理なくプレイできるボルダリングが、習慣的に楽しめるかもしれません。 まずはジムへ見学に行ってみませんか?