新しい年を迎える準備はできていますか? 2017.12.29
ザ・日本のお正月。門松、しめ飾り、鏡餅・・・ 正月飾りで縁起良く歳神様をお迎えしましょう。
クリスマスが終わると一気に年の瀬が迫ってくる感じがしませんか。ピンとはりつめた冷気の中に凛としたたたずまいの門松。 幼いときから見慣れている日本のお正月の風景ですね。門松、しめ飾り、鏡餅・・・といったお正月飾りの意味を知って日本文化をインテリアに取り入れてみましょう。
お正月はそもそも歳神様をお迎えして、お祀りするためにあります。なぜなら歳神様は初日の出と共に天から降りてきて家々にやってくるのですから。 門松は歳神様が迷わないよう目印として家の前に置くものとされています。
そして神様が宿り留まっていてほしい場所にしめ飾りを飾ります。 マンションの玄関扉にはクリスマスリースのようにデザインされた和モダンなしめ飾りをかけているのもよく見かけますね。 厄除けの意味をこめて自家用車に着けている人も目にします。
家に迎え入れた歳神様の拠り所が鏡餅とされています。お正月、いわゆる「松の内」の期間が終わると鏡開きです。 実は鏡開きでは「割る」ことではなく「食べる」ことが重要なのです。神様が宿っていた鏡餅を食べる、それは神様の力を体の中へ取り込み、無病息災を願う大切な儀式なのです。 最近の鏡餅はお餅をかたどった容器の中にあらかじめ小分けに包装されたお餅がたくさん入っている便利なものも売られています。新年会は健康を祈願しての鏡餅入り鍋パーティーも面白いかも!
毎年何気なく目にしてきたお正月飾り。本来の意味を知って自分の生活の中に取り入れてみることで、より新鮮な気持ちで新しい縁起の良い年を迎えられそうですね。
新しい一年が皆様にとって素敵に輝く年でありますように。